ブログ
-
そもそも相続ってなんですか?
2022-11-02
相続について解説しています。
以下、お客様:客 センチュリー21:セ
客:相続対策って相続税対策のことなんですよね?
セ:いえ、相続対策と相続税対策は似て非なるものです。相続税が発生するケースは
相続全体の9%程度で、相続税対策はその9%のお金持ちだけが行えばよいのですが、
相続対策はほぼ全ての人が必要となっていきます。
客:相続税を払う人って9%しかいないのですか?意外と少ないですね。どうしてこんなに
少ないのですか?
セ:はい、それは相続税には基礎控除というものがあるからです。
客:基礎控除はどのくらいあるのですか?
セ:はい、基礎控除は3000万円+(600万円×法定相続人の数)になります。
客:法定相続人が2人なら4200万円控除になるということですか?
セ:はい、そうですね。
客:なるほど。だから相続税を払う人は意外に少ないんですね。
セ:はい、そうなんです。
客:基礎控除については分かりましたが、相続税を払わなくても良いのに相続対策が
必要なんですか?
セ:はい、そうです。控除内の相続であったとしても4200万円というお金は大金ですから
どのように分けるかで身内同士で争い事に発展してしまうケースもあるんです。相続人が
皆十分納得して相続できるのが、理想の形だと思います。
客:でも相続できる割合って法律で決まっているんですよね?
セ:はい、確かに相続人になれる人は法律で決まっています。相続割合も法律で
決まっています。しかしこの相続割合はあくまで目安でしかありません。
客:法律で割合が決まっているのにですか?
セ:はい、相続には3つのパターンがあります。1つ目、遺言による相続。2つ目、
遺産分割協議による相続。3つ目、法定相続の3つです。遺言書がある場合には遺言書に
則って相続します。もし遺言書がなければ法定相続人全員で遺産分割協議を行い
相続をします。ですので法律で定めている相続割合はあくまで目安でしかありません。
客:なるほど。では遺言の作成はかなり重要になってきますね。
セ:そうですね。遺言書の作成は最も重要な相続対策といってもいいかも知れませんね。
札幌市手稲区西宮の沢4条1丁目11-26
センチュリー21アルガホーム
☎011-215-8703
テーマ名
ページ作成日 2022-11-02